こんにちは、店主の息子です。
遅くなりましたが、年が明けまして、本年も昨年同様にご愛読くださいますようよろしくお願いします。もっぱら「ブログ読んだよ」っていうコメントをもらうのは、店主だけですけれど、今年もくじけず懲りずに継続していきたいと思います(笑)。
さて、相も変わらず論文を書いているのですけれど、改めて科学って何だろう、その中でも社会科学って何だろう、そして、研究って何だろう、論文って何だろう、理論って何だろう、このようなことを再度勉強してみようと思っています。それは、今の研究(卒業)を遠回りすることになるかもしれないですけれど、今の自分を見つめ直す意味も含めて復習することが有意義なものになるだろうという考えです。それで、まず手始めに、湯川秀樹先生と梅棹忠夫先生著作(1967年)の『人間にとって科学とはなにか(中公新書)』を読み直してみようと思います。これは、感覚的なことですけれど、読んでいて、昔の方の直観力と言いますか、洞察力と言いますか、現代の方々よりも優れていて、感銘を覚えることが多いです。ものの見方というのが素晴らしいです。
このことに関連して、直観的に文章を書いているコンサル的な本が巷にあふれていますが、私はこうしたものを少し冷ややかにみる傾向がありました。しかし、書いている内容が正しいかどうかは別として、出会ったある本によって心が救われました。それは、皆さんも大なり小なり、職場や家庭、先輩や友人、学校やご近所、このような社会との関わりのなかで、生きづらさのようなことを感じることがあると思いますが、私もその本によって元気づけられた、ということです。この本との出会いは、用もなく古本屋に行って、たまたま手にとっただけなんですけれど、用もなくちょろちょろしたことでご縁を得たわけです。しかし、これって偶然なんでしょうか、それとも必然だったんでしょうか。この答えってその人の主観によって、どっちとも言えるんですよね、というように、確率・統計的に冷ややかに分析するだけではなく、自分なりに俯瞰的、客観的に考える力をさらに培っていきたいと思います。それに加えて、生活のなかでは、物事を肯定的、楽観的に見る視点も取り入れていこうと思います。
今日は、ここまで。