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    最終校正を終える

    こんにちは、店主の息子です。

    7月末の論文提出から約4ケ月間の長い戦いでしたが、良くも悪くも1つの作品が出来上がりました。応援・ご指導いただいた方々、本当にありがとうございました。来年にはアンケート調査など、これまで研究にご協力をいただいた方(約120社)を中心に、この論文を配布する予定です。また、インターネット上で閲覧可能な「Cinii(論文検索データベース)」に掲載される予定ですので、改めて詳細をお知らせいたします。ここで1つの区切りになったわけですが、既に次の作品に着手しているところです。もちろん、内容はまだグダグダです。これからどんどんと煮込んでいきます。今のところ、今度は外部の学会向けに出そうと思っていますが、今年のはじめに棄却されたトラウマがぬぐい切れておらず、「次も落とされたらどうしよう」みたいな不安との闘いでもあります。論文の採用は研究実績であり、博士課程の修了要件(卒業)になるものですから、何カ月も費やしてダメでした、これは本当につらいです。そうならないためにも、内容にどんどんと磨きをかけて、先生方の意見をしっかり傾聴して進めていきたいと思います。自分に言い訳しないようにがんばります。

    ところで、先日、同じゼミに在籍している修士課程の社会人学生の方から「休学する」との報告がありました。休学の理由は、平たく言うと、指導教員との関係性のようです(どちらが良いとか悪いという話ではありません)。これって、社会科学に限らず、大学院全般的な「あるある」なんですよね。また、違うゼミの博士課程の方からは、「退学を検討している」との報告がありました。これは、研究の行き詰まりもあるようですし、これとは別に、家庭と仕事、そして研究、これらの両立の限界(研究に時間を割けない)が、理由として大きいようです。これも、社会人学生が超えなければならない壁と言えますが、それぞれの事情が異なりますから、何ともコメントしようがないところもあります。ただ、このような話を耳にすると、何かさみしいですし、モティベーションは下がりますよね。そうしたなか、どのように自分を奮起させるか、これが一番の課題なのかもしれません。

    今日は、ここまで。