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    ものの見方を考える①

    こんにちは、店主の息子です。

    6月末期限の論文作成に、いろいろと思い悩んでいるところです。思い返せば、「非営利組織の自己組織性に関する実証的研究」というテーマで、アンケート項目の検討、具体的なアンケート調査の実施、その集計、それから、インタビューの実施、そのまとめ、こうした作業じみたことに2年を費やしました。その間、従来の自分の問題意識や「ものの見方」が変化していることも分かります。それは、悪いこととは思いませんが、改めて、自らの知識を再体系化し、文字で記さなければなりません。そうなると、やはり言葉の定義や類似テーマに係る諸議論の見直し、いわゆる、先行研究のレビューの再考察が必要になってきます。これもしんどい作業です。再び、他者に同調したり、批判しながら、自らの考えを整理していくということですから。私は、この一連の作業のことを「フレームワーク」、「知識の枠組み」、「ものの見方」と理解しています。ですから、これら3つは同義と考えています。次回、この「ものの見方」に関する具体例をお伝えしたいと思います。

    今日は、ここまで。