おはようございます、店主の息子です。
以前、お話ししたかもしれませんが、仕事の傍ら、地元大学院の院生をしています。休学も含めて既に5年在籍しているのですけれど、いろんな学生との交流があります。学部上がりの若い院生もいれば、社会人では20代から50代まで、あと外国人の方もいます。はやり言葉では、多様性というのでしょうか。年齢も違う、経歴も違う、社会的な立場も違う、ゼミで話をしても「それ、わかる!」という意見が少ないですね。ただ、そこで考えが違うと切り捨てるのではなくて、何か拾えるものがないかという姿勢が必要だと思います。なかなかそれが難しいですけどね。そもそも、大学院に来ている理由も、学位が欲しいとか、会社での地位が高まるとか、良い会社に就職したいとか、転職のチャンスになるとか、思惑はそれぞれです。もちろん、どれが良いのかっていう話でもありません。つまり、卒業というゴールはいっしょなのだけれども、ゴールに向かって行く意識が違うのですよね。このように1つのことから見ても、本当にいろんな人間がいますけれど、自分と違った考えから刺激をもらって、自分の成長につなげていきたい、そんなふうに思っています。これは、大学院に限らずです。今と違う環境に飛び込んでいく、自分の見方を変えてみる、自らが自らを変化させていく「自己組織化」ですね。
今日は、ここまで。