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    混沌からの秩序②

    おはようございます、店主の息子です。

    今年も、いろいろと書き続けたいと思います。さて、昨年、プリコジーヌの「混沌からの秩序」、これを年末年始にかけて読破すると息巻いていましたけれども・・・、ごめんなさい、嘘をつきました。賢明な読者諸君からのご批判は受け止めますが、私にもう2週間猶予をください、お願いします。それで、ここまでの感想です。一流の学者には学問の垣根がないということです。彼は、ノーベル化学賞を受賞していますけれど、社会学、生物学、物理学、いろんな学問に関心を示していますし、とにかく情報量がすごい。結論に向けてのアプローチが慎重、且つ、計算的です。こういった本に出合うと、日本の学問のレベルを下げているにわか学者の存在が気になります。文科省に、日本の科学に関する記述がありますが、それぞれの専攻はともかく、科学とは何かをもっと意識する必要があるのだと思います。そんなわけで、年始、ビッグマウススタートです。

    今日は、ここまで。